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last updated: 2011.10.11
「TeraPad」 で現在編集中のテキストを、行単位で並べ替えるツールです。
「TeraPad」 の [ツール]−[ツールの設定(T)...] メニューより、以下のように登録してください。
名前 |
テキストの並べ替え (わかりやすい名前ならば何でも構いません) |
---|---|
実行ファイル |
C:\Program Files\TeraPad\TpSort.exe (「TpSort」 を設置したパスです) |
コマンドラインパラメータ | (次項 「コマンドラインパラメータ」 を参照願います) |
作業フォルダ | (空欄) |
ファイルの上書き保存 | 上書き保存しない |
処理の詳細を指定できるダイアログ画面に関しての説明です。
変換処理を行う際の、細かい挙動の変更が出来ます。
このオプションをチェックしないと、降順 (文字値の大きい順) に並べ替えられます。
オプション /A /a に対応します。
このオプションをチェックすると、処理結果から重複する行が取り除かれます。
オプション /R /r に対応します。
このオプションをチェックすると、重複する行があった場合に、処理結果の重複する行を、新規に TeraPad を起動してその編集画面に貼り付けます。
貼り付けられる行は、「重複行を削除する」 チェックで削除される行とちょうど同じです。
オプション /E /e に対応します。
このオプションをチェックしないと、大文字/小文字、カタカナ/ひらがなを区別して並べ替えられます。
オプション /T /t に対応します。
このオプションをチェックすると、数字文字列を数値として比較します。 オプション /N /n に対応します。
このオプションをチェックすると、「数字を数値として扱う (低速)」 チェックを指定した時に半角数字だけでなく全角数字も数値の一部として認識するようになります。 オプション /Z /z に対応します。
行全体で比較せずに、指定桁だけで比較して並べ替えることができます。
オプション /C /c に対応します。
並べ替えの基準となるカラムの桁位置を 1 〜 2147483647 の数値で指定します。
オプション /F に対応します。
「開始位置」 エディットボックスで指定した桁位置から、何文字を比較対象とするかを 1 〜 2147483647 の数値で指定します。
オプション /W に対応します。
指定した設定で、処理を開始します。
処理を中止し、ダイアログを閉じて TpSort を終了します。
書式: [/{Q|q}] [ /{A|a}] [ /{R|r}] [ /{E|e}] [ /{T|t}] [ /{N|n}] [ /{Z|z}] [ /{C|c}] [ /F:1〜2147483647] [ /W:1〜2147483647]
※ [ ] は省略可能、{ | } はその中から 1 つだけ選択の意。
パラメータ | 動作 | パラメータ | 動作 |
---|---|---|---|
/D | 「オプション指定ダイアログ」 を表示します。 | /d | 「オプション指定ダイアログ」 を表示しません。(*) |
/A | 昇順 (文字値の小さい順) にソートします。 | /a | 降順 (文字値の大きい順) にソートします。(*) |
/R | 重複行を削除します。 | /r | 重複行を削除しません。(*) |
/E | 重複行を新規 TeraPad へ分離します。 | /e | 重複行を新規 TeraPad へ分離しません。(*) |
/T | 大文字/小文字、カタカナ/ひらがなを区別します。 | /t | 大文字/小文字、カタカナ/ひらがなを区別しません。(*) |
/N | 数字文字列を数値として比較します。 | /n | 数字文字列を文字列のままで比較します。。(*) |
/Z | 数字文字列の数値認識に全角数字を含めます。 | /z | 数字文字列の数値認識に全角数字を含めません。 (*) |
/C | 並べ替えの比較開始位置と幅を設定できるようにします。 | /c | 行全体を比較対象とします。(*) |
/F: |
並べ替えの基準となるカラムの桁位置を 1 〜 2147483647 の数値で指定します。 省略すると 1 が指定されたものとみなします。 |
/W |
/F オプションで指定した桁位置から、何文字を比較対象とするかを 1 〜 2147483647 の数値で指定します。 省略すると 2147483647 が指定されたものとみなします。 |
※ (*) 印は、指定しなかった場合の動作。
なお、パラメータは連続して指定できます。つまり、「/R /E」 は 「/RE」 と同じ意味です。
ただし、「/F:16A」 のように 「/F」 「/W」 とそれ以外のオプションを続けて書くことは出来ません。「/F:16 /A」 と分けて指定してください。
パラメータの指定は、後着優先で認識します。つまり、「/R /r」 や 「/Rr」 は 「/r」 と同じ意味です。
パラメータの指定の例です。
昇順で、重複行を削除する時 :
/AR
降順で、重複行を削除し、大文字小文字やカタカナひらがなの区別をする時 :
/aRT
昇順で、行全体でなく 20 文字目から 10 文字だけを切り出して比較して並べ替える時 :
/A /F:20 /W:10
場合によって昇順 / 降順等を使い分けたい場合は、ツールの設定で複数登録すると良いでしょう。
ダウンロードファイルは、「ZIP 書庫ファイル」 という形式の、圧縮ファイルになっています。 そのままでは使用できません。 「ZIP 書庫ファイル」 を解凍できるソフトを使って、使用できる形にする必要があります。
たてごと♪ は 「ZIP 書庫ファイル」 を扱うソフトとして 「WinRAR」 というソフトを使用しています。
「TpSort」 Version 0.13 2011/10/11
プログラム本体: TpSo013.zip (30,457 Bytes)
ソースファイル: TpSo013s.zip (36,818 Bytes)
「TpSort」 は、Microsoft 「Visual C++ Ver 6.0 (Service Pack 6)」 を使って作成しました。
「TpSort」 は、PiaZ さん作のアイコンを使用しています。
こちらで紹介したプログラムについて、「うまく動かない」 や 「こんな機能を追加して欲しい」 といった報告、要望は、もちろんお受けします。
その場合は、「TeraPad」 のメーリングリスト 「TeraPad ML」 からお願いします。 メーリングリストの入会に関して特にペナルティはありませんので、よろしくお願いします。
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