[← One Step Each|Menu|Top ]
last updated: 2010.01.24
Pascal ソースコードを HTML 化するツールです。
「Pas2Html」 を使用するには、i486 以降の CPU を搭載し、32 ビットの Windows または Windows NT オペレーティングシステムが稼動する PC が必要です。
上記環境であれば、プログラム本体 (Pas2Html.exe) 及び設定ファイル (Pas2Html.ini) 以外のファイルやランタイムライブラリ等は必要ありません。
動作確認は、Windows 2000 SP2 にて行っています。
プログラムファイル (Pas2Html.exe) 及び設定ファイル (Pas2Html.ini) を適当なフォルダに設置してください。 これでインストールは完了です。
Pas2Html.exe に対して、エクスプローラやフォルダウィンドウ等の上で、処理したい Pascal ソースコードをドラッグアンドドロップして下さい。
または、SendTo フォルダにショートカットを作成して、エクスプローラ等の 「送る」 メニューで処理したい Pascal ソースコードを開いてください。
Pascal ソースコードと同じ場所に、拡張子 .html の出力ファイルが出来上がります。
注意: プログラムファイル (Pas2Html.exe) を単体で起動しても、何も起こりません。
設定ファイル (Pas2Html.ini) はテキストファイルです。 テキストエディタで編集できます。 以下のような内容になっています。
Version 1.07 以前の設定ファイルとは互換性がなくなっています。 注意してください。
[全般] TeraPadパス=C:\Program Files\Terapad\TeraPad.exe フォント=MS ゴシック タブ幅=4 インデント=6 折り返し抑制=1 ファイル名ヘッダー=1 バージョンフッター=0 [色] 背景色=#404040 コメント=#808080 予約語=#ffff80 識別子=#80ff80 シンボル=#acffff 文字列=#ff80ff 数値=#acffff [太字] コメント=0 予約語=1 識別子=0 シンボル=0 文字列=0 数値=0 [斜体] コメント=1 予約語=0 識別子=0 シンボル=0 文字列=0 数値=0
Pas2Html の全般的な動作の設定を指定するグループです。
テキストエディタ 「TeraPad」 のプログラムファイルを指定します。
「Pas2Html」 は、「TeraPad」 のキーワードファイル 「DELPHI.KWD」を読み込んで、Pascal 言語の予約語を判定しています。
また、処理完了後に 「TeraPad」 で処理した HTML ファイルを開きます。
なお、「TeraPad」 が存在しない状態、つまりこのキーに有効なTeraPad パスが指定されていない場合でも、内部でデフォルトで予約語を保持しているので、そちらを適用します。
ソースコードを表示するフォントの名前を指定します。
ただし、実際のフォントの指定は <FONT face="***"> の形式で行います。
これは、一部の HTML ブラウザの独自仕様であり、その他の HTMLブラウザでは無視される可能性があります。
また、HTML を表示する環境に指定のフォントがインストールされていない場合も無視されます。
フォントの指定が必要ない時は、ここを空欄にしておいてください。
ソースコード中のタブ文字を、何桁のスペース文字に変換するかを指定します。
1 を指定すると、ソースコードをインデント表示するために、生成される HTML を <BLOCKQUOTE> で囲います。
0 を指定すると囲いません。
ただし、<BLOCKQUOTE> でインデント表示されるのは一部の HTML ブラウザの独自仕様であり、その他の HTML ブラウザでは期待した効果が得られない可能性があります。
また、<BLOCKQUOTE> をインデントの目的で使用するのは、HTML 的な用法としては間違っている (本来は、囲われた文章が別の文書からの引用である事を示すものです) ので、通常は 0 にしておいてください。
どうしてもインデント効果が欲しい場合のみ、1 を指定してください。
1 を指定すると、HTML ブラウザの表示幅よりもソースコードの幅の方が広い場合に、折り返されて表示されてしまうのを抑制します。
0 を指定すると抑制しません。
実際には、出力ソースコードを <TABLE><TR><TD nowrap> 〜 </TD></TR></TABLE> で囲います。
これは、一部の HTML ブラウザで無視される可能性があります。
また、ソースコード部分の全体がダウンロードされるまで、表示されなくなる (ユーザーを待たせてしまう) 可能性があります。
これについては、「ファイル名ヘッダー」 キーの説明も参照してください。
1 を指定すると、生成される HTML の先頭に、ソースコードのファイル名を追加します。
0 を追加すると追加しません。
「折り返し抑制」 キーに 1 を指定した場合、出力ソースコードは <TABLE> 〜 </TABLE> で囲われます。
この場合、ほとんどの HTML ブラウザではその間の部分のダウンロードが完了するまで何も表示できなくなり、ユーザーをいらつかせる原因になります。
<TABLE> で囲われていないソースコードのファイル名はダウンロードされ次第表示されます。
そのためある程度、ユーザーの安心を促すことが出来るので、「折り返し抑制」 キーを使用する場合はここのキーに 1 を指定しておくことを推奨します。
生成される HTML の末端に、Pas2Html のバージョン情報と、公開 Web ページへのリンクを追加します。
キーワード毎の色を、HTML 表記の色値 (「#ffffff」 や 「white」 等) で指定します。
使用する HTML ブラウザによっては、効果がありません。
キーワードを、太字にするかどうかを設定します。
0 で通常文字、1 で太字になります。
使用する HTML ブラウザによっては、効果がありません。
キーワードを、斜体にするかどうかを設定します。
0 で通常文字、1 で斜体になります。
使用する HTML ブラウザによっては、効果がありません。
ダウンロードファイルは、「LHA 書庫ファイル」 という形式の、圧縮ファイルになっています。 そのままでは使用できません。 「LHA 書庫ファイル」 を解凍できるソフトを使って、使用できる形にする必要があります。
たてごと♪ は 「LHA 書庫ファイル」 を扱うソフトとして、「LHA ユーティリティ 32」 というソフトを使用しています。
「Pas2Html」 Version 1.09 2010.01.24
プログラム本体: PH108.lzh (32,171 Bytes)
ソースファイル: PH108s.lzh (17,768 Bytes)
設定ファイル (Pas2Html.ini) が、Version 1.07 以前のものとは互換性がなくなっています。
注意してください。
利用に際しては、プログラムに添付の ReadMe.txt をご覧ください。
「Pas2Html」 は、Microsoft 「Visual C++ Ver 6.0 (Service Pack 5)」 を使って作成しました。
「Pas2Html」 は、実行ファイルは、「UPX」 というツールを使用してサイズを縮小しました。
[← One Step Each|Menu|Top ]
©2000-2008 Tategoto, all right reserved.