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SizedURL

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last updated: 2011.05.25

SizedURL サイズ付き URL 文字列のコピー

バイト数表示付きでの URL 文字列を、クリップボードへコピーするツールです。

特徴

使用法

「SizedURL」 を使用するには、i486 以降の CPU を搭載し、32 ビットの Windows または Windows NT オペレーティングシステムが稼動する PC が必要です。
上記環境であれば、プログラム本体 (SizedURL.exe) 以外のファイルやランタイムライブラリ等は必要ありません。
動作確認は、Windows 98 Second Edition にて行っています。

プログラムファイル (SizedURL.exe) を適当なフォルダに設置してください。 SizedURL.exe は単体で動作しますが、通常は 「SendTo」 フォルダにショートカットを作成して利用します。 「SendTo」 フォルダは通常、Windows フォルダの配下や、「Documents and Settings」 あるいは 「Windows\Profiles」 の下のユーザーフォルダの配下にあります。
ショートカットの作成方法は、ここでは解説しません。 Windows のヘルプや資料等を参考にしてください。

作成したショートカット、あるいは SizedURL.exe 本体にファイルをドラッグ&ドロップする、または 「送る」メニューを実行したりすることで起動できます。
起動され、クリップボードへのコピーが成功した場合は、画面には何も表示されません。
クリップボードにコピーされるテキストをカスタマイズするには、次項 「コマンドラインパラメータ」 を参考にしてショートカットの設定を変更してください。

INI ファイル設定項目

SizedURL.exe は、SizedURL.ini を書き換えることによって動作のカスタマイズが可能です。 SizedURL.ini の内容はテキストファイルなので、Windows メモ帳などのテキストエディタで編集してください。

SizedURL.exe は、自分と同じ名前の INI ファイルを読みます。 つまり、例えば SizedURL.exe を SzURL001.exe にリネームすると、実行時には SizedURL.ini ではなく SzURL001.ini を読むようになります。 この性質を利用して、SizedURL.exe のコピーを用意して複数の設定を作成することができます。

以下、INI ファイルの設定項目について解説します。

[Options] セクション

動作を変更するスイッチ類のオプションのグループです。

「CommeredNumber」 キー

バイト数の数字を 3 桁ごとにカンマで区切るかどうかを指定します。
オプション /C /c に対応します。

設定値 動作
1 カンマで区切ります。
0 カンマで区切りません。
「InsertNewLine」 キー

URL とバイト数表示の間に改行を入れるかどうかを指定します。
オプション /L /l に対応します。

設定値 動作
1 改行します。
0 改行しません。
「UseWideChar」 キー

バイト数表示をくくる括弧に全角文字を使うかどうかを指定します。
オプション /W /w に対応します。

設定値 動作
1 括弧に全角文字を使います。
0 括弧に半角文字を使います。
「EnSmallURL」 キー

生成する URL の半角英文字を、小文字に変換するかどうかを指定します。
オプション /S /s に対応します。

設定値 動作
1 URL の半角英文字を小文字に変換します。
0 URL の半角英文字をあるがままの状態にします。
「ByteUnit」 キー

バイト数表示の単位を指定します。
オプション /B に対応します。

設定値 動作
B バイト単位でサイズを表示します。
K キロバイト単位でサイズを表示します。
M メガバイト単位でサイズを表示します。
G ギガキロバイト単位でサイズを表示します。
T テラバイト単位でサイズを表示します。
P ペタバイト単位でサイズを表示します。
「ShowDate」 キー

ファイルの日付を末尾に付加するかどうかを指定します。
オプション /D /d に対応します。

設定値 動作
1 ファイルの日付を末尾に付加します。
0 ファイルの日付を末尾に付加しません。
「ShowTime」 キー

ファイルの時間を末尾に付加するかどうかを指定します。 ShowDate キーに 1 が指定されているか、オプション /D が指定されていなければ、この項目は無視されます。。
オプション /T /t に対応します。

設定値 動作
1 ファイルの時間を末尾に付加します。
0 ファイルの時間を末尾に付加しません。
「ShowMD5」 キー

ファイルの MD5 シグネチャを末尾に付加するかどうかを指定します。
オプション /M /m に対応します。

設定値 動作
1 ファイルの MD5 シグネチャを末尾に付加します。
0 ファイルの MD5 シグネチャを末尾に付加しません。
「OutputTabText」 キー

ファイル情報をタブ区切りテキストとして出力するかどうかを指定します。 タブ区切りテキストとして出力すると、表計算ソフト等にきれいに貼り付ける事ができます。
オプション /O /o に対応します。

設定値 動作
1 ファイル情報をタブ区切りテキストとして出力します。
0 ファイル情報を通常テキストで出力します。

[Strings] セクション

編集される URL に直接埋め込まれる文字列を設定するグループです。

「URLHead」 キー

指定されたファイル名の先頭に付与する、URL 文字列を指定します。
オプション /U に対応します。
空欄の場合、オプション /U を省略した時の動作に準じます。

「ByteUnitName」 キー

バイト数の数字の後ろに付与する、バイト数の単位を表す文字列を指定します。
オプション /N に対応します。
空欄の場合、オプション /N を省略した時の動作に準じます。

コマンドラインパラメータ

コマンドラインパラメータによるオプション指定は、Windows Me / 2000 でのみ動作を確認しています。

書式: [ /{C|c}] [ /{L|l}] [ /{W|w}] [ /{S|s}] [ /B:{B|K|M|G|T|P}] [ /{D|d}] [ /{T|t}] [ /{M|m}] [ /U:”urlhead”] [ /N:”title”] ※ [ ] は省略可能、{ | } はその中から 1 つだけ選択の意。

パラメータ 動作 パラメータ 動作
/C バイト数をカンマ表示します。(*) /c バイト数をカンマ表示しません。
/L URL とバイト数表示を改行で区切ります。 /l URL とバイト数表示を改行で区切りません。(*)
/W 全角の括弧を使います。 /w 全角の括弧を使いません。(*)
/S 指定ファイルの半角大文字英字を半角小文字英字に変換します。 /s 指定ファイルの半角大文字英字を半角小文字英字に変換しません。(*)
/B ファイルサイズ表示のバイト単位を指定します。
(詳細は右欄参照)
/B:B バイト単位でサイズを表示します。(*)
/B:K キロバイト単位でサイズを表示します。
/B:M メガバイト単位でサイズを表示します。
/B:G ギガバイト単位でサイズを表示します。
/B:T テラバイト単位でサイズを表示します。
/B:P ペタバイト単位でサイズを表示します。
/D ファイルの日付を末尾に付加します。 /d ファイルの日付を末尾に付加しません。(*)
/T ファイルの時間を末尾に付加します。 ただし、INI ファイルの Options セクションにある ShowDate キーに 1 が指定されているか /D オプションが指定されているかしない場合は、ファイルの時間を末尾に付加しません。 /t ファイルの時間を末尾に付加しません。(*)
/M ファイルの MD5 シグネチャを末尾に付加します。 /m ファイルの MD5 シグネチャを末尾に付加しません。(*)
/O ファイル情報をタブ区切りテキストとして出力します。 /o ファイル情報を通常テキストで出力します。(*)
/U:"urlhead" "urlhead" の部分に、バイト数表示の単位を表すテキストを指定します。
省略すると、"http://www.???.com/xxx/" が適用されます。
/N:"title" "title" の部分に、ファイル名の先頭に付加する固定 URL 文字列を指定します。
省略すると、/B オプションに応じて "bytes" "KB" "MB" "GB""TB" "PB" のいずれかが適用されます。

※ (*) 印は、指定しなかった場合の動作。

なお、パラメータは連続して指定できます。つまり、「/W /S」 は 「/WS」 と同じ意味です。
ただし、「/B」 「/U」 「/N」 オプションはその性質上、それぞれ単独で指定しないと正しく認識できません。

また、同じ種類のパラメータに対するパラメータは後着優先です。つまり、「/W /w」 や 「/Ww」 は 「/w」 と同じ意味です。

制限

ダウンロード

ダウンロードファイルは、「ZIP 書庫ファイル」 という形式の、圧縮ファイルになっています。 そのままでは使用できません。 「ZIP 書庫ファイル」 を解凍できるソフトを使って、使用できる形にする必要があります。

たてごと♪ は 「ZIP 書庫ファイル」 を扱うソフトとして、「LHA ユーティリティ 32」 というソフトを使用しています。

「SizedURL」 Version 1.07 2011/05/25
プログラム本体: SU107.zip (55,904 bytes, MD5: 62e01e2b4c0c36d9836d93adfc92acee)
ソースファイル: SU107s.zip (27,749 bytes, MD5: d6b378c625e299cf3ad8ca4802e108e7)

利用に際しては、プログラムに添付の ReadMe.txt をご覧ください。

修正履歴

開発ツール

「SizedURL」 は、Microsoft 「Visual C++ Ver 6.0 (Service Pack 5)」 を使って作成しました。

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