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	touch
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	 2017.03.05
	 touch
touch
	
	UNIX の touch コマンドもどきのコマンドプログラムです。
	特徴
	- コンソール(Windows コマンドプロセッサ、コマンドプロンプト)上で、ファイルやフォルダのタイムスタンプを更新します。
- ウィンドウアプリではなくコンソールアプリになります。
- UNIX touch コマンドとまぁまぁおんなじ風に動作します。
	動作環境
	「touch」 を使用するには、486 以降の CPU を搭載し、32 ビットまたは 64 ビットの Windows NT オペレーティングシステムが稼動する PC が必要です。
	上記環境であれば、プログラム本体 (touch.exe) 以外のファイルやランタイムライブラリ等は必要ありません。
	動作確認は、Windows 10 Pro 1607 Build 14393.693 にて行っています。
	インストール
	このソフトはインストーラ形式ではないので、手動操作が必要です。
	- 
		プログラムファイル (touch.exe) を、適当なフォルダに設置してください。
 
	以上でインストールは完了です。
	使用方法
	コマンドプロセッサ上で、コマンドとして呼び出します。
	いくつかの形式の使い方があります。
	
		- 
			無指定起動
			
				- A> touch
- 
					何もしないで終了します。
 いみありません。
 
- 
			通常起動
			
				- B1> touch somefile.txt
- 
				- 
					somefile.txt の更新日時を、現在日時に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- B2> touch somefile1.txt somefile2.txt
- 
					somefile1.txt と somefile2.txt の更新日時を、現在日時に設定します。
 somefile1.txt、somefile2.txt が存在しない場合は、それぞれ新たに作成されます。
- B3> touch -c somefile.txt
- 
					somefile.txt の更新日時を、現在日時に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されません。
 (存在する場合は処理され、存在しない場合はエラーを表示します)
- B4> touch -a somefile.txt
- 
					somefile.txt のアクセス日時を、現在日時に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- B5> touch -C somefile.txt
- 
					somefile.txt の作成日時を、現在日時に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- B6> touch -m somefile.txt
- 
					somefile.txt の更新日時を、現在日時に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- B7> touch -Cm somefile.txt
- 
					somefile.txt の作成日時と更新日時を、現在日時に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- B8> touch -aCm somefile.txt
- 
					somefile.txt のアクセス日時と作成日時と更新日時を、現在日時に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- B9> touch -aCmc somefile.txt
- 
					somefile1.txt と somefile2.txt のアクセス日時と作成日時と更新日時を、現在日時に設定します。
 somefile1.txt、somefile2.txt が存在しない場合は、それぞれ新たに作成されません。
 (存在するファイルは処理され、存在しないファイルはエラーを表示します)
 
- 
			◇ 日時指定起動
			
				- C1> touch -t 12242346 somefile.txt
- 
					somefile.txt の更新日時を、今年 12 月 24 日 23 時 46 分 0 秒に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- C2> touch -t 12242346.49 somefile.txt
- 
					somefile.txt の更新日時を、今年 12 月 24 日 23 時 46 分 49 秒に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- C2> touch -t 2012242346 somefile.txt
- 
					somefile.txt の更新日時を、xx20 年 12 月 24 日 23 時 46 分 0 秒に設定します。
 (xx は、現在から前後 50 年以内ならそのまま、50 年後以降なら -100 年、50 年前以前なら +100 で補正されます)
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- C3> touch -t 2012242346.49 somefile.txt
- 
					somefile.txt の更新日時を、xx20 年 12 月 24 日 23 時 46 分 49 秒に設定します。
 (xx は、現在から前後 50 年以内ならそのまま、50 年後以降なら -100 年、50 年前以前なら +100 で補正されます)
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- C4> touch -t 198012242346 somefile.txt
- 
					somefile.txt の更新日時を、1980 年 12 月 24 日 23 時 46 分 0 秒に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- C5> touch -t 198012242359.49 somefile.txt
- 
					somefile.txt の更新日時を、1980 年 12 月 24 日 23 時 46 分 49 秒に設定します。
 somefile.txt が存在しない場合は、新たに作成されます。
- C6> touch -taCmc 199912312346.59 somefile1.txt somefile2.txt somefile3.txtsomefile.txt のアクセス日時と作成日時と更新日時を、1999 年 12 月 31 日 23 時 46 分 59 秒に設定します。
 somefile1.txt、somefile2.txt、somefile3.txt が存在しない場合は、それぞれ新たに作成されません。
 (存在するファイルは処理され、存在しないファイルはエラーを表示します)
 
- 
			◇ 日時参照ファイル指定起動
			
				- D1> touch -r somemovie.wlmp somemovie.mp4
- 
					somemovie.mp4 の更新日時を、somemovie.wlmp と同じものに設定します。
 somemovie.mp4 が存在しない場合は、新たに作成されます。
- D2> touch -raCmc somevoice.wav somemovie.wlmp somemovie.mp4
- 
					somemovie.wlmp と somemovie.mp4 の更新日時を、somevoice.wav と同じものに設定します。
 somemovie.wlmp、somemovie.mp4 が存在しない場合は、新たに作成されません。
 (存在するファイルは処理され、存在しないファイルはエラーを表示します)
 
- 
			◇ ヘルプ起動
			
				- E> touch -h
- 
					使い方を簡単に表示します。
 (コマンドライン指定にミスがある場合も同じメッセージが表示されます)
 
 
	コマンドラインオプション詳細
	
		- -a
- アクセス日時を操作します。
- -C
- 作成日時を操作します。
- -m
- 更新日時を操作します。
- -c
- 操作対象ファイルが存在しなかった場合、既定では新規に空のファイルを作成しますが、このオプションが指定された場合は作成はせず、代わりにエラーメッセージを表示します。
- -t
- 『 ((YY)YY)MMDDhhmm(.SS)』 形式で設定日時を指定します。(※ () は省略可能の意)
- -r
- 1 番目に指定されたファイルからタイムスタンプを参照して、2 番目以降に指定されたファイルすべてに複写します。
- -h
- 使い方を簡単に表示します。(コマンドライン指定にミスがある場合も、同じメッセージが表示されます)
		- -a、-C、-m オプションすべてが指定されなかった場合、-m が指定されたものとして動作します。
- -t、-r オプションがいずれも指定されなかった場合、現在日時を使ってファイルを操作します。
- -t、-r オプションが共に指定された場合、エラーとして動作しません。
- 
			オプションは、まとめてもバラバラに書いても認識します。
 つまり、以下はすべて同じ意味です。
				- -aCm
- -a -Cm
- -aC -m
- -am -C
- -a -C -m
 ただし、ハイフンで始まらない次以降の引数では、ハイフンが先頭に付いていてもオプションとは認識せず、その名前のファイル名を操作しようとします。
 また、-aa や -r -r 等、同じオプションの重複指定はエラーとして動作しません。
- -h オプションを認識した場合はヘルプモードとなり、メッセージ表示以外の動作はしません。
 
	アンインストール
	このソフトはアンインストーラ形式ではないので、手動操作が必要です。
	- 
		プログラムファイル (touch.exe) を削除してください。
 このプログラムは、レジストリや設定ファイルにプログラム固有のデータを保存したりしませんので、以上でアンインストールは完了です。
- 
	なお、このプログラムに対してショートカットを作成した場合は、そちらも (念のためプログラムファイルより先に) 削除してください。
	以上でアンインストールは完了です。
	ダウンロード
	いずれも 32-bit バージョンです(32-bit および 64-bit エディションの OS で動作します)
	ダウンロードファイルは、「ZIP 書庫ファイル」 という形式の、圧縮ファイルになっています。
	Windows XP 以降であればエクスプローラから解凍が可能ですが、やや不便ですので、たてごと♪ は 「ZIP 書庫ファイル」 を扱うソフトとして 「WinRAR」 というソフトを使用しています。
	「touch」 Version 1.00 2017/03/05
	
	利用に際しては、プログラムに添付の ReadMe.txt をご覧ください。
	修正履歴
	開発ツール
	「touch」 は、Microsoft 「Visual Studio 2010 SP1」 (Native C++) を使って作成しました。
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